愛情をもって

小さい頃からの親子のスキンシップは、子供が感情豊かで思いやりのある大人へと成長するためには、 とても大切なものです。

子供は、ただご飯を与えたりオムツを替えるといった生きていく上での最低限の世話を受けても、 健やかな成長を遂げることはできず、 親が愛情をかけてスキンシップをとることで初めて人間らしく育つことができるのです。

愛情表現

スキンシップは、親から言葉がわからない赤ちゃんや幼児に対する愛情表現となり、 子供は親から愛されている、大切にされていると実感するのです。

また、子供は少し成長して言葉がわかるようになったり体が大きくなっても心はまだ幼く、 全ての感情をうまく言葉で伝えられるわけではないので、 不安になったり親に頼りたい甘えたいと願い、ふとしたタイミングで愛情を確認したくなるものです。

安心感

そんな子供の不安定な心を親がしっかり包み込み、 スキンシップを通じてしっかり子供対して愛情表現してあげれば、 子供の心は安心して落ち着きます。

また、スキンシップという形で親からの愛情を感じることで、 友達や自分より小さな子供も大切にしてあげよう、愛情をかけてあげようという思いやりの心、 優しい気持ちが築かれていくことにもつながります。

更に成長過程の中で、親から愛情をもらっているという安心感があれば、 そのうち親から離れて一歩踏み出す勇気をもち、 少しずつ自立しようという気持ちも芽生えてくるのです。

日常生活の中で!

親子のスキンシップ方法といっても難しく考えることはなく、 日常生活の中で抱っこしたり手をつないだり、歯磨きや絵本の読み聞かせをしてあげましょう。

更にお風呂に一緒に入って体や髪を洗ってあげる、 頭をなでてあげるといった何気ないことで十分子供の心は親からの愛情で満たされるのです。

それでも、子供が多い家庭や仕事や家事などで忙しいお母さんや お父さんには時間がなくて、育児はなかなか大変だと思います。

少しの時間でもいいし、今挙げた方法を全てこなさなくてもよいので、 子供と触れ合う時間を持ってあげるようにしましょう。

子供への効果

スキンシップにより子供には「オキシトシン」という、 いわば愛情ホルモンが分泌されるといわれてます。

これにより子供は次のような社会性の高い子に育ちます。

  1. 人に対する愛情や感受性が高まる
  2. 自立心や順応性が高まる
  3. 我慢強くなる

幼少期に培われたこのような社会性は、大人になっても引き継がれるのです。 スキンシップは親から子へ、大きな宝物を送ることになるのです。

抱き癖について

「抱き癖がつくから抱っこしない」という昔の育児方法は嘘です。

それを信じて、あるいはそれを言い訳にしてスキンシップを拒否しないで下さい。

食事やオムツや泣いたりで、育児が大変なのは理解できますが手抜きをしないことです。

幼少期にスキンシップが少ないと、子供は心が満たされず自立が遅れます。 心が満たされないとその思いは年齢と共に倍増され、様々な弊害を引き起こすのです。

そして小中学校・高校や大人になって、その解決に何倍もの労力を費やすことになってしまいます。

育児が永遠に続くわけではありません。 人生のほんの数年間、面倒がらず愛情を持って子育てしたいものですね。